サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
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今回は滋賀県淀川水系愛知川の「萱尾発電所」です。
この旧発は2013年7月に調査に行ってきました。
この発電所は明治44年3月に近江水力電気が建設しています。
その後、宇治電→関西配電→関西電力に引き継がれ、昭和42年4月に永源寺ダム建設(農水省)による水没のため廃止されています。
建設当初は600kWで廃止時は640kWの出力だったようです。
最大使用水量は、2.22m3/s、有効落差は41.40mです。
取水地点には取水堰堤の残骸が残っていました。
左岸の取水口は閉塞されています。
下流に向かい導水路が設置され、下流の大瀧神社付近には水路橋や水路が現存しています。
発電所は水没しているため残念ながら確認できませんでした。
廃止が昭和42年と比較的最近ですが、下流には水没により同じ運命を辿った「相谷発電所:747kW」もありました。
永源寺ダムには関西電力(株)の「永源寺発電所:5,000kW」があり、電源再開発の歴史が漂っている地域です。