サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
今回はチロル内部の掃流力についてです。
チロル内部に土砂が堆積すると取水出来なくなります。。
チロル内部に土砂を堆積させない方法は二つあります。
まずは、チロルスクリーンの純間隔です。
出来るだけ間隔を小さくすること です。
弊社では通常10mmにしています。
チロルに流入する土砂の粒径を10mm以下にしよう と言うことですね。
粒径が小さくなると限界掃流力が増えますから、土砂堆積対策として有効です。
肝は、チロルスクリーン形状ですね。
弊社では初期にはレール鋼を採用していました。
関電で採用されていたので慣用的に採用したんです。
ところが、以前のブログで記述したように「桁走り現象」があり、円形の丸鋼にしています。
実は関電でも何か所か採用されていますが。。強度的問題からパイプだと思います。
小水力では支流が主流なので1m角の岩石でも丸鋼で強度的な心配はありません。
兎に角、取水効率は抜群ですね。
なので、スクリーン純間隔を10mmにしても問題ありません。