サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
発電所基礎は通常であればベタ基礎(直接基礎)です。
でも現場現場で構造が異なるのが現実ですね。
今まで設計してきた主流はベタ基礎です。
ベタとは言い積雪が多いところは建屋兼用の鉄筋コンクリートボックスカルバート造にするので、厳密な意味でのベタでは無いですね。
この様なところの設計は単純にカルバートでやれば良いし、それしか無いです。
基礎構造はほかに杭基礎とかありますがやったことは無いです。
地盤が比較的良く杭を打つほどの軟弱地盤は無かったですね。
でも、たまにややこしいのがあります。
ややこしいのは、放水口の洪水位が高くて発電所の浸水虞があるとこです。
要するに、河川と発電所が近くてかつ、比高が無いところですね。
この様なところはまず第一に考慮するのは絶対に浸水被害を生じないことです。
なので、設計洪水位に対して河川構造令以上の過分な余裕高さを取っています。
非妙な差は水車の形式によります。
フランシスなどの反動水車は河川水位が上昇しても水車ケーシングなど本体強度が高く水圧に耐えれます。
ぺルトンなどの衝動水車はダメ。
構造がペラペラなので、逆水圧が一定以上作用すると耐えられません。
なので、衝動水車を採用するところの基礎フロア高さは相当高く設定します。
この様なところの基礎構造は「高床式」になります。
高床式にすると困るのは、フロアが基礎地盤から相当上がるのでフロアと基礎面との距離が空きます。
この隙間をコンクリートで埋めると、とんでもなくコンクリート量が増えてしまいコストがかさむことに。。。
なので、二連ボックスカルバートにして少しでもコンクリート量を少なくする設計にしています。
いままで4例くらいありましたが、いずれも建築確認申請が必要な地域だったので弊社では建屋の設計はせずにベタ基礎か1連カルバート+腰壁までの設計になりました。
弊社は土木屋なので建築確認とかは不得手で対応出来ませんね。。。
いままで、建屋までカルバート構造で設計したところは5地点くらいでした。
いずれも建築確認不要な山間地でした。
因みに、以前とある地点で建築屋さんと協議していた余談で建築設計費用が1千万円くらいと聞きました。
弊社では、建築除きの発電所1式で約半額で請け負います。
なんて建築屋さんは高いんだろうと驚きましたね!