サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
漢ってのは女子よりセンチメンタルですね。
こうやって昔の思い出を書き綴るってのはセンチ以外なし。
でも大好きな家族たちとの思い出を綴るのも自身の回顧録でしょうか?
今回は番外編-4
美濃川合発電所の建設が終わり大阪の本店に異動した以降の物語。。
少々辛い思い出ばかり。。。
真っ先に「平成7年7月黒部川水害」でした。
着任した日に徹夜で対応。
2日で約800mmの降水量を黒部川で記録する大水害でした。
当時の本店6Fで緊張して情報収集・上位へホウレンソウ した(報告・連絡・相談)
黒部川の水力発電所はほぼ停止。約200万kWの大阪向け送電がストップした。
ここで、ナレーション 「プロジェクトX」 (苦笑)
翌朝、続々と出社する土木関係者。 いずれも緊張した面持ちだった。
大変なことになったと。。。
それから約半年、約300億円の復旧予算(特別損失)を常務会に諮り承認された。
稟議書の持ち回りに何日掛かっただろう。ハンコは担当者含めると100印は下らなかった。兎に角、疲れた。。。けどまだ若かったから何とか出来た。
無論、現場は復旧に向け動いていた。
会社はいくら掛かろうが黒部川は 「絶対放棄しない!」 と強い意思であった。
今の関電若手社員はこんなことがあったんだ! と覚えておいて下さい。
風化していく記憶。
でも、災害ってのはサイクリックに繰り返しますから。
いまも思うけど、この時の記憶が弊社の過度に余裕ある設計に繋がっていますね。
だって、河床が一晩で10m上昇、黒2発電所冠水 って完全に想定外でしたから。
そして、本店勤務約2.5年で首に。詳しくは「昔の想い出-30代編」
ここから始まる苦痛・苦悩の単身赴任。
次回へ。