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減価償却と撤去費のモヤモヤPickup

 小水力の減価償却期間は事業期間なのか法定耐用年数なのか?
 更にリンクするのは事業終了後の撤去費用の扱いです。
 撤去費を計上すると事業性は悪化する。
 モヤモヤ。モヤモヤ。。

 この課題に数年間悩んでいます。
 お客様には、正確に伝えきっていないなー と。 解 はないのか?

 
 が 解 は突然ありました。

 FIT期間20年を減価償却期間にするのは今までどおり。
 20年間で償却して事業終了するのが原則。

 では、20年後に撤去しないといけないのか? 
 借地だと撤去して更地に戻さないといけません。
 
 で、土地は買いましょう!
 土地は山林だと安いですねー。
 買えば撤去するも何も自分の自由ですね。
 とすると撤去しなくて、帳簿では「現場放棄」の扱いが出来る。

 ここで落とし穴が。。。

 国有林内だとお上の了解が得られるのか?
 あるいは、公共道路では?

 困った。

 やはり、こんな部分は撤去するしかないですね。

 でも、水圧管路などは林道などの公共道路に埋設するので掘り起こして水圧管を除却し原形復旧するかなー?

 電力会社の発電所敷地は全ての土地を購入しているのでこんな問題は無いと思います。
 よく廃止発電所敷地に電力会社の用地杭があるのはその証拠。

 ま、水圧管路はモルタル填充して将来に渡り陥没などしません とか理屈を考えてやるしかないでしょう。 
 でもその費用は計上しとかないといけないか。。。。

 また、モヤモヤモヤモヤ。。。

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