サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
平成25年5月16日にサコダ小水力設計合同会社を発足致しました。
関西電力株式会社を退職してまでやりたかったこと。
電力会社に勤めていては到底出来ないこと。
私はそれに気付いた瞬間に行動していました。
家族を説得し、そして上司の了解も。
私のやりたいこと。それは、小水力発電の可能性を追求すること。
そして、地域における電力地産地消を推進すること。
それによって、地域の活性が図れること。
小水力発電が寄与する電力は、数kWから数百kWと大出力の発電所の何万・何十万kWに比すると所詮微々たるものなのですが、私はそれだからこそ限りない可能性があると考えます。
小水力の導入を計画する際に重要であるのは、その地点に見合った最適な発電施設規模を地域のニーズを基に検討することです。
しかし、この検討には土木・水車機器などの専門知識や制度面の知識が必要となりますので、足踏みされている方々が多くいらっしゃると考えます。
そこをお手伝いするために「サコダ小水力設計合同会社」を発足致しました。
※合同会社(以下「LLC」)とは?
LLC(Limited Liability Company)は、2006年5月に施行された「会社法」によって新たに規定さ
れた会社形態で、かっての「有限会社」と同様の位置づけにあります。
外資系企業、大企業の子会社やベンチャー企業などが活用し、年々増加している会社形態です。
サコダ小水力設計は、以下の業務を取り扱っています。
1.小水力発電施設導入検討業務の受託
小水力発電の可能性について、当該地点・地域の現状を調査し最適な発電施設計画をご提案致します。
水力発電の可能性は、水と落差がある限り無限に存在しています。
お気軽にお問い合わせ下さい。現地調査が必要な場合は、日当・旅費などの実費のみで対応致します。
2.小水力発電施設の計画・設計・施工監理業務の受託
小水力発電の可能性が存在する地点の概略計画と基本設計を行い発電施設導入の具体的検討を行います。
検討成果は以下のとおりです。
(1)概略設計図(位置図、計画図)
(2)概算発生電力量、売電収入
(3)概算イニシャルコスト(初期投資額:土木工事、電気機器工事他)
(4)概算ランニングコスト(維持管理費:点検費、主任技術者委託費他)
(5)事業性(収益率、収益額)
検討には受託費用が発生します。
受託費用は、案件の検討難易度によって変動致しますので、現地調査結果などを踏まえてお見積りさせて
頂きますが、通常のコンサルタント会社と比べ、大変安価にご提供する所存です。
なお、(2)の概算発生電力量の計算に必要な有効落差の決定に際しては、検討精度向上のために水準測量
の実施をお勧めします。
また、実施設計につきましてもご要望があれば受託致しますが、地形測量データなどの提供が必要です。
3.小水力発電施設の点検業務の受託
小水力発電所の設置後のメンテナンスについてもお任せ下さい。
専門分野である電力土木の知識と経験に基づき、お客さまの施設の点検業務を実施し設備健全度を確認致
します。
4.小水力発電施設のダム水路主任技術者保安監督業務の受託
代表社員迫田は、第1種ダム水路主任技術者の認定を受けております。
従いまして、あらゆる規模の水力発電所ダム水路主任技術者保安監督業務を行える資格がございます。
ただし、受託可能な距離・時間的条件がございますので、ご依頼に際しては事前に相談をお願いします。
ダム水路主任技術者の選任が必要な範囲について纏めてみました。
経済産業省から発表されている情報に基づくと以下のとおりとなります。
平成24年4月より、「ダムがなく、出力200kW未満、流量1m3/s未満」を満たす水力発電所については、ダム水路主任技術者の選任は不要となっています。また、出力20kW未満は選任不要です。
また、ダム水路主任技術者の「外部選任」が認められ委託者からの選任が出来るようになりました。
サコダ小水力設計で取り扱っていますのは、この「外部選任」になります。
受託可能な発電所は、事業場から2時間以内で現地へ到着することが条件であると思われますので、枚方市からの交通機関や道路事情により受託不可能な範囲がございます。
ご不明な点があれば、お問い合わせ下さい。
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