サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
2016年になりましたね。
今回は超蔵出し写真を含めてのご紹介ですよ~
3年ほど前に趣味の旧発電所探索に出かけました。
大分前ですのでとても懐かしいですわ。
それは奈良県木津川水系の白砂川にかってあった「白砂発電所」です!
関西地方電気事業百年史などから、白砂川に最大出力600kWの小水力があったことが分っていました。最大使用水量は、0.64m3/s、有効落差約127mです。
木津川右岸を上がってゆくと笠置町で奈良方面に分かれる橋が見え、それを上がり右側に行くと白砂川が見えてきます。
ちょいと上流行くと見つけ難いのですが、白砂川本流へゆく橋がありました。
そこの狭い道路を当時乗っていた車高の低い車で上がってゆくと、奈良県の水道施設があり、水利使用の看板も確認出来ました。
ここが旧発の取水口かなー と思いつつ少し上がるといかにも怪しい取水えん堤が現れましたよ!!
やな場の様なものが設置されている以外は農業用水のものもないし、これが多分旧発の取水えん堤だと確信しました。
水路は下流の斜面沿いに延々と設置されているようですが、私の脚では無理と判断し、怪しく思っていた発電所地点へ移動しました。
怪しい地点に到着しましたが、そこは左岸です。取水口は右岸だなー。。。
となると、河を渡る高度な技術が必要だなー と思いつつ周囲を観察。。
左岸にある何かの工場でしたが、思い切り声を掛けてみると「知ってるで!ここの地下に発電所があったんや!出口は見えるで。」とのことで、即座に見せてください! とお願いし放水路トンネルに潜入しました!
それが下の写真です。
確かに放水路ですよ!!! その後対岸にも水圧管路を発見!
間違いなく、ここが旧「白砂発電所」だと確信しました。
ここが廃止されたのは、昭和42年です。
現在は奈良県水道局が0.64m3/sの水利権を取り使用しており、ここの流域面積だととてもじゃないけど新規の発電計画は成り立ちません。
仕方ないですがねぇ。昔のええ思いででしょうか。