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水中タービン水車一考:パート2Pickup

 水中タービン水車の優位性については、以前のブログでもその低廉な価格にあると書きました。その価格と引き換えに、無負荷流量がゼロ%となることから、通常の反動水車であるフランシスやクロスフロー水車と比べて発生電力量が少なることとなりますね。
 そこを補完する手法が、水中タービン複数掛けなんです。
 添付図のジュレーションカーブを見ると単機に比べて2機にすると発電出来る領域が増えることが分ります。
 これの応用編でイームル工業さんのカタログなどでも複数掛けが推奨されています。
 
 さて、課題は価格なんですが、色々な文献によるとフランシス水車に比べて50%程度になると書かれていますが、それは水車発電機のみの価格であって、操作盤やトランスなどの配開装置は含まれていません。

 それにしても安価な水車発電機であるので、今後の設計に是非反映したいと考えています。

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