サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
最近は割とヒマになってまーす。
暇なときはブログですねー!
さて、表題の小水力発電の適地とは?
(以下は一般の方達へのレクチャーですので専門家の方は読み流してください)
以前書いたのは落差効率です。
埋設する水圧管路の延長と落差との比率が1/10程度であれば成立すると。
これ間違いないのですが、最大出力200KW程度だとスケールメリットが少なく成立しないケースがあります。
では、スケールメリットはどこから来るのか?
その1は流況です。
その2は流域面積。
当然です。
流況が良く流域面積が広いと底力があり、さらに落差があれば出力が増してスケールメリットが効いてきますよね。
では、流況の良い地域とは?
ずばり、日本海側の降雪地域、九州・四国の多降水地域です。
いけないのは、太平洋側の東日本、北海道とその内陸ですね。
ヒマな方は年間降水量を気象庁データで比較するとよく分かります。
年間降水量約3000mmとその半分程度では勝負(事業化)するには余程の条件が必要です。
そこで、条件その2の流域面積と落差効率 ってことになります。
半分の流況でも流域が倍すれば同じですし、落差もあれば成立する可能性が高まります。
スケールメリットは単に最大出力だけではなくて如何に少ない使用水量で出力を発生できるか ということもあります。
それにより、発電量も増えて売電収入も見込めます。
また、例えば同じ1000KWでも少ない使用水量であれば、水路系の工事費が軽減できますね。
更に、水車もスモール化できて軽減します。
小水力の適地とは、以上の3要素をバランスした地点です。
落差・流況・流域面積 です。
と言ってもなかなか見つけるのは難しい。。。
そこをお手伝いするのが弊社です。
ご用命お待ちしております。