サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
今回ご紹介するのは、大阪府の神崎川水系余野川にあった「余野川発電所」です。
ここは、大正11年に阪急電鉄により建設された後、水害により昭和45年に廃止された最大出力130kWの発電所です。
使用水量や有効落差は不明です。
建設したのは「箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)」ですね。
とあるブログから、
「発電所前停留所は「余野川発電所」が由来している。箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)は電力供給事業拡大を目的として、1922年4月9日に現在の池田市伏尾町付近に発電所を竣工した。これが、当時としては画期的な自動水力発電所、「余野川発電所」である。
その後、配電統制令の制定により、1942年4月に関西配電(株)が設立され、このときに余野川発電所の運営が阪急から関西配電に承継された。さらに、戦後のGHQ施策により、1951年5月に関西配電と日本発送電との統合により関西電力が設立されることに伴い、この発電所は関西電力の所有となった。廃止されたのは1970年1月のことである。発電所建物はその後撤去され、2011年現在では残っていない」
とあります。
いまでもバス停が「発電所前」とあるのはこのことでしょうね。
以前現地視察(踏査ではない)した折に取水地点のバス停は「水源池前」とあり水力発電所の匂いをプンプンと感じました。
視察した時に感じたのは、取水は容易そう(旧堰堤と思われるダムから)だが、導水路の状態がよく分らない っことでした。
また、水槽や水圧管路の配置も急峻なところで本格的な踏査をしないと把握できねーね って思いましたね。
発電所は道路からも良く見えて、なるほど と思えるレイアウトを感じました。復活は可能でしょう。
本格的踏査はご依頼があればなんぼでも と思いつつ現場を去りました。
とある情報ではこの発電所の復活を考えている方がおられるとのこと。
是非、サコダへご依頼下さい。