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配筋図の作成はしんどいよーPickup

 2018年7月末にとある地点の実施設計が終わり報告した後に、珍しく当地点の配筋図作成のご依頼がありました。
 その作業を始めて約3週間ですね。
 
 弊社の通常は配筋図も実施設計に含めるのですが、事業者さんは設計費用を抑えるため請負の土木事業者さんに描かせるとのことでとした。
 これって ? ですねー!
 土木業者がちゃんとした配筋図を描けるのかな?
 設計ポリシーを理解していないと描けませんからね。。。
 協議した結果、描ける自信がある業者であり代表数断面の配筋図を納めて、それを参考に他の箇所に展開するとのことでした。

 これでホンマにエエの? って感じでしたね。
 と言うのは、いろいろな開口部や水車基礎の補強鉄筋や断面変化部への対応などが3Dであり凄く複雑なので、適当な現地合わせでは将来クラックが入ったり、最悪は倒壊する可能性があるからです。
 その後はチクチクと補強鉄筋をちゃんと入れて下さいとか、アドバイスしていましたが、どうなったのやろか? もうじき完成か。。。

 今回のご依頼は考えるに、私のアドバイスをご理解して頂けたと言うことでしょう。 現場での風景が浮かびます。

 さて、表題の「しんどい」とは

 配筋図は前述通り3Dになります。
 平面、縦断、横断で整合(通る)する配筋を計画する訳です。
 いざ現場で組み立てたら鉄筋同士が接触して通らないとか、被りが薄かったり最悪構造物を突き抜けたりすることがあります。
 こんなことが無いように配筋図を作成します。
 オートキャドの画面と睨めっこしてミリオーダーの線を描いて行くわけで、目がトロトロになりますわ。。
 3Dチェックも大変ですね。。 精神的にもストレスが多い作業です。
 
 なので本音は配筋図の作成はしたくないです。
 しかし、売り上げも必要だしええ加減な図よりちゃんとした配筋図で構築して頂きたいと言う思いで頑張っています。

 ですが、誤差は堪忍!!

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