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政府の原発政策変更Pickup

 先日、今後の原発への政策が発表されました。
 無論、決定事項ではありませんが。 私は支持します!

 以前から日本の電力のベースロードは原発しかないとお伝えしています。
 関電OBということでは無く個人としての考えです。

 今回の発表で驚いたのは、稼働時間は停止期間を差し引いた年数にすること。
 大変合理的と感じました。
 何故なら、原子炉に接している鋼材やコンクリートなどは放射能により必ず劣化していきます。
 でも停止していたら軽減されますね。
 だから3.11から停止した時間分は上乗せしていいと思いますね。
 問題は配管類やケーブルといった直接は放射線を浴びていない設備。
 要するに、経年劣化です。
 延命するには定期更新(取替・張替え)をしないと安心できません。
 そこのコストなどは膨大でしょう。
 しかし、2050年のエネルギーを確保するためには、電気料金への転嫁は当然でしょう。
 
 それと建て替えも視野に。
 これには膨大なコストが掛かる反面、立地した地域へのご理解が得られやすいですね。
 建て替えとなると、原子炉の基礎岩盤まで全て撤去して作り変えると思います。
 原子炉の基礎はとんでもないほど鉄筋コンクリートで防護されているので、これを撤去するには膨大なコストと時間が必要でしょう。
 採算性については、国民の負担が必要でしょうね。
 
 将来の電気エネルギーの確保。
 皆で再考が必須です。

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