サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
今回は滋賀県淀川水系大戸川の「神山発電所」をご紹介しましょう。
ここは5年前くらいに見に行ったところで、なぜかご紹介していなかった旧発です。
このようなご紹介していない旧発があと数地点あります(汗)
神山発電所は大正3年5月に信楽水力電気が建設しています。
その後、京都電灯→関西配電→関西電力 に引き継がれ、昭和32年に水害により廃止されています。
建設当初は50kWで廃止時は100kWの出力だったようです。
設置された地点は「鶏鳴の滝」付近だったようですが、現在は公園整備されていて発電所の基礎などはコンクリートの残骸程度でした。
上流に向かうと取水堰堤と思われる古い堰堤がありました。
下流に向かい導水路が設置され、辿っていくと短いトンネルが立派に現存しまた水槽がありました。
そこから使用水量0.28m3/sを落として、有効落差53.10mにて最大100kWの発電を行っていたのです。
当時は貴重な電気であったと思いますね。
数年前に地域の方達と再生・復活についてディスカッションしたことがありました。 しかし、事業性が悪く実現に至っていないのは残念です。