サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
お盆ですねー。暑くまったりして仕事をする気力もなかなか。。なのでヒマを装っています。
こんな時はちょっとはマシなブログですわ(苦笑)
最近のロス計算で若干の変化があります。
除塵機兼用のスクリーンの水面低下量ですね。
小水力の取水量は精々0.2~1.0m3/s で側方取水方式以外ではチロル方式なのでスクリーンはチロル式スクリーン(頂部取水方式のバースクリーンタイプ)になります。
なので、沈砂池兼水槽には自動除塵機を設置して、更に塵芥除去を行います。
この時は自除塵機がスクリーン替わりになることになり、スクリーンコストは省力されます。
ちなみに関電で最後の建設に従事した「美濃川合水力発電所」は最大取水量220m3/s、取水口は当然、側方取水方式で幅15mくらい、取水する深さは6から7mくらいかなー。
小水力とは規模が違いすぎます。
スクリーンバーの純間隔は100mmくらいで多少の塵芥はスルーします。
これはバルブ水車を採用していたので、巨大なプロペラであり多少の塵芥はスルー(粉砕か)し許容していました。
小水力の小さいガイドベーンではこういう訳にはゆきませんわ。。。。
ま、ここらも私の担当でした。
補足すると、23400KWの発電所の建設を4人の担当者と2人の上司で土木をやりました。電気とか事務方を含めると総勢15人くらいかなー。
貧乏な建設所でしたねー。
時間外は最大35h/月でしたか。これでは仕事にならないのでサービス残業と土曜日はほぼ出勤ばかり。。
なんか愚痴っぽくなったけど、この建設現場で今のサコダがほぼ仕上がったみたいなもんで、感謝しています。
いつも話がずれます。
小水力のロス計算の話でした。
自動除塵機の水面低下量の計算は、普通のバースクリーンとしてなら当然計算可能ですが、自動除塵機はハニカム構造のチェーンスクリーンタイプが主流なので理論的な計算手法がありません。
そこで、ここの部分だけはメーカーさんにご協力を頂いています。
わずか数センチの話ですが、理屈には手を抜かないようにしています。
説明責任がありますから。
いつもご協力頂いている除塵機メーカーさんありがとうございます!