サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
今回は「五味発電所」をご紹介しましょう。
五味発電所は昭和4年3月に合同電気が建設しています。
その後、東邦電力→関西配電→関西電力 に引き継がれ、昭和62年に和歌山県椿山ダム建設に伴い廃止されています。
私が関電に入社したのが昭和55年ですから廃止されてからまだ新しいですね。
和歌山県田辺市龍神村に取水堰堤を設置して導水路トンネルにて日高川をショートカットし発電所まで導水後、最大1400kWを発電していました。
現地を見に行ったのは5年前の平成25年でした。
兎に角天気が良かったのを覚えています。歓迎してくれたのかな?
この発電所は廃止されてから浅く資料も残っていてどのような構造だったのかも知っています。
例えば和歌山県の水力独特の河川ショートカットですね。
クネクネと河川が蛇行しているところに低落差・大流量の縦軸フランシス水車を設置するのが多い河です。
最大使用水量は9.18m3/s、有効落差は19.61mです。
取水堰堤は無残にも堤頂部をカットされていました。洪水対策でしょう。
取水口ゲートは閉塞されていて導水路トンネル内への立ち入りはできませんでしたね。
導水路の内部がどうなっているか?おそらく崩落はしていいないでしょう。
発電所の跡地には水槽の残骸が残されていました。水槽本体は道路工事により埋戻しされており詳細は不明です。
ここも再生させないと勿体ないとなー思っていたところ、とある方達と知り合いになり進展を図ったのですが、この数年経過しても全然進展していません。。。
残念! まさか乗っ取りはしていないと思いますが。。
もしヤル気のある方はご連絡ください!決して良い事業性とは言えませんが、損はしません。 再エネ普及のためにも。