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廃止発電所シリーズ7Pickup

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最近結構忙しくってブログUPできてませんだしたが久々に廃止シリーズを更新しますね。
今回は滋賀県の比叡山にあった「大宮川発電所」です。
ここは、大正12年に建設された後、水害により昭和43年に廃止された最大出力73kWの発電所です。
使用水量0.07m3/s、有効落差は145mですね。
特徴なのは事業者があの「比叡山延暦寺」であることです。
お寺などの電源として活用されていたようです。
なので、一帯は延暦寺さんの所有地の様です。

昨年現地調査して状態を確認しました。
えん堤は一部を切り欠いていましたが立派に現存していました。
導水路や水槽は全部踏査できていませんが、水路橋も含めて再利用するには不安ありってところでしょうか。。。
また、水圧管路や余水路も同様でしたね。
特に水圧管路は急峻な斜面に設置されていて建設には苦労されただろなーと思います。
発電所は確認できませんでした。と言うか体力的に河川まで約100m降りて上がってくる勇気がなかったですわ。約60m程度水圧管路を降りたところでギブアップしてしまいました。。。(汗)

写真は堰堤と水路橋です。

ここも是非復活してほしいと思いますが私有地なので。。。??です。
比叡山さんには資金はそこそこあると思いますが。。。

売電事業ではなく地域の非常用電源としての活用方法もありと想いますね。
地域の為に是非お願いしたいものです。

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