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チロルスクリーンの設計Pickup

 今まで紆余曲折していたチロルスクリーン。
 顧客のニーズ等踏まえた最終系 かな?(完成系にしたい!)

 チロルスクリーンは奥深いです。
 容易に 解 はないですね。
 そことの戦いには終わりは無い か。。。

 今回の 解 は?

 顧客との話
 「チロル末端に徐々に木の葉が溜まり始めて、小石もそこに引っ掛かり上がってくる。 しかし取水効率には問題ない。落ち葉を流すため、「放水銃」で掃射している。」
 この話で分かったのは、「見栄え」
 私の奥さんは掃除が大好きで、問題ないと思っても掃除を「したい」タイプ。

 取水出来ているのであれば「見栄え」は関係ないです。
 チロルスクリーンに引っ掛かっている小石や落ち葉は、流量が増えたらいずれは流れている。
 流量が増えなくとも閉塞したら人工ダムになりその水圧により下流に掃流され、取水されているハズ。。
 実際に問題なく取水出来ていることは、上記のようなことが繰り返し起こっているハズだと考えます。
 
 でも、切実な声には答えないといけません。

 要望されるニーズ

 チロルスクリーンでの小石や落ち葉の処理はノンメンテ。

 ノンメンテ は今後の設計ポリシー。
 では上述の「見栄え」も満足させる設計とは?

 ここ一ヶ月悩みました。
 ストレスっうのを久々に。徹夜したり。

 結果、出ました! 新式「チロルスクリーン」

 日本エンヂニアリング他さんとかの用水の落ち葉対応だけでなく小水力で絶対的に考慮すべき「土石」に対応したチロルスクリーン。

 特許出願しようかなー(笑)

 でも、水理実験しないといけないです。
 どこかの企業さん、お手伝い願います。

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