サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
長野県某坂市で計画されてしましたが、実施設計が完了しました。
今まで、一番苦労・苦心しましたね。
この地点の一番の課題と問題は、
既設直結と鉱毒水対策でした。
既設某発電所の放水路と直結して河川を逆サイフォン(河川構造令では「伏せ越し」ですが、電力土木では逆サイフォン と言います)で横断後、無圧導水路にて沈砂池と水槽を経由してFRPM水圧管にて発電所まで導水し、約700KWを発生します。
ここの河川は強酸性のため、田畑に利用されてません。
でも、発電利用するにも対策が必要です。
コンクリートや鉄は長年晒されると 溶けます。。
なので、コンクリート構造物や管路は対策をしています。
規模としては弊社で最大ですね。
まぁ、設計方法は変わらないですけど。。
今後は事業者さんが願書等手続きを行い工事着手されると思います。
無事に運転開始されることをお祈りしています。