サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
当発電所は福井水力(株)より土木設備(RC建屋含む)実施設計を受託しました。
社長の吉田氏とは関西小水力協議会を通じてのお知り合いで、弊社が受託することになり、この2月に運転を開始しました。
この発電所の特徴は最近トレンドのチロル取水から側方取水にした点です。
取水地点付近は勾配が緩く付近の植生を見ても土石流の痕跡は無かったことから、取水損失落差の少ない側方取水方式にしました。
取水堰は固定堰とし岩盤線がかなり低かったので、フローチングダムとして設計してあります。
発電所建屋は鉄筋コンクリートボックスカルバート構造です。
その後障害は全くないと聞いており、安心しています。
今後は末永く稼働されることお祈りしております。