サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
弊社は神河町にかって設置されていた最大出力153kWの「越知谷発電所」のインフラを活用し、復活再生させ地域活性に活用するための概略設計業務を受託しておりましたが、この度完了することとなりました。
正式には来週に完了となりますが、今週行った報告内容にて受領される見込みです。
今回の案件は、私のライフワークである廃止発電所の再生復活でもあり、是非実現させたい思いで設計を致しました。
特に旧導水路が老朽化のためほぼ使用できないことから、ポリ管を使用した開水路を採用し、メンテナンスや設備の信頼度向上に努めたことと、林道で寸断されていた導水路を逆サイフォン水路にて復旧させたことでしょうか。
今後の課題は、電気設備のイニシャルコストと考えます。
水車メーカーへ概算見積りをお願いしたのですが、希望期日まで返答があったのは、1社のみでした。
各社ともお忙しいのでしょうが、お願いしている立場なので何ともならなく残念なことでした。私のような零細会社への対応はこの様なことだったのかと悔しい思いもあります。敢えて会社名は出しませんが、1社は小水力新参で信用度不明のM社、と西日本の雄?と言われるI社でした。唯一返答があったのは、つくばね発電所でもお世話になった日本小水力発電(株)さんでした。この場を借りてお礼申し上げます。
今後神河町はは取り組みを推進されることと思いますが、何らかの形で携わりたいと考えております。