サコダ小水力設計は、小水力発電コンサルタントとしてエコで自然に優しい小水力発電への関心が高まる中、導入に際しての技術検討や複雑な法規制のしくみなどに戸惑い、足踏みされている方々からのご依頼に応じて、小水力導入に際しての基本設計や事業性評価を行い、最適な小水力発電施設導入のご提案を致します。FIT制度もいつまで続くのか分りません。事業者は決断する時です。
以前よりご紹介していた旧筑波峰(つくばね)発電所ですが、これを復活再生させ、その収益基金を地域活性化の柱として活用して行きたいとの「東吉野村小水力利用推進協議会」さまのご要望にお応えし表題へ応募致しました。
この旧つくばね発電所には春先にも調査に行き、吉野の自然環境に溶け込むような発電所跡を見て是非復活させたいと思っていました。
その後、東吉野協議会にて具体化される中で、サコダへご依頼があり今回の応募に至りました。
このように現在は山中に埋もれていますが、先人達が大変なご苦労されて地域へ電力を供給した電力遺産を復活させることは、迫田の個人的なライフワークでもあり、これに携われることに感謝しております。
この応募が採択されるかどうかは不明ですが、「水の神様」と伝えられ全国各地から水に携わる水道や電力関係などの事業者が毎年参拝する「丹生川上神社」が近接する地域であり、ここを置いて絶対に他は無いと思います。
経過についてはまたご紹介致します。
上の写真は旧取水堰堤、下は発電所跡付近の白髭神社にある「紀功碑」です。歴史ある旧発に感動します。